胃痛を和らげる姿勢とは？ピラティスによる姿勢改善と消化促進

2025年8月2日

「最近なんだか胃が重い…」「食後に胃痛が起こることがある」

そんな不調、実は姿勢の悪さが原因かもしれません。

猫背や前かがみの姿勢は、胃を圧迫し、血流や消化機能の低下につながります。

そこで注目されているのがピラティスによる姿勢改善と内臓機能のサポートです。

この記事では、胃痛を和らげるための姿勢と、ピラティスがどのように消化促進をサポートするのかを解説します。

■ 姿勢と胃の関係

● 猫背や前かがみが胃を圧迫する

パソコンやスマホ操作で長時間前かがみになると、腹部が常に圧迫された状態になり、胃や腸の動きが鈍くなります。

結果、以下のような症状が出ることも。

•胃のむかつき

•食後の不快感

•消化不良や膨満感

•胃酸の逆流

特に食後に背中を丸める習慣がある方は要注意です。

■ 胃痛を和らげる姿勢とは？

① 背筋を伸ばし、胸を開く

背中を丸めず、骨盤を立てて座ることで胃の圧迫を減らし、内臓の自然な位置をキープできます。

② 肩の力を抜く

力んでいると腹圧が高まり、胃への刺激が増えます。肩をリラックスさせると自然と腹部も柔らかくなります。

③ 深い腹式呼吸

ゆったりとした呼吸は、副交感神経を優位にし、消化機能を高める助けになります。

■ ピラティスで胃にやさしい姿勢と体をつくる

ピラティスは単なる体幹トレーニングではなく、呼吸と姿勢を整えることで内臓の働きにもポジティブな影響を与えるエクササイズです。

◎ ピラティスが胃の健康に役立つ理由

■ 胃の調子を整えるピラティスエクササイズ3選

① キャット＆カウ（背骨の動きで内臓を刺激）

背骨を丸めたり反らせたりする動きで、腹部を柔らかくし、内臓への血流アップ。

② ロールアップ（腹筋＆姿勢改善）

ゆっくりと背骨を1つずつ起こす動きで、体幹強化＋腹圧コントロール。

③ ブリージング（腹式呼吸の練習）

背筋を伸ばして座り、鼻から吸って口から吐く。胃腸の緊張を和らげる呼吸法です。

※空腹時や食後すぐの運動は避け、軽めに行いましょう。

■ まとめ｜「姿勢の見直し」が胃の健康を守るカギ

胃痛に悩まされている人の多くが、日常の姿勢に原因があることがわかっています。

そしてその姿勢を根本から改善できるのが、ピラティスの強み。

ピラティスは体幹を鍛えながら、内臓の位置や働きをサポートする優しいエクササイズです。

ただ鍛えるだけでなく、体の内側から調子を整えたい方は、ぜひ生活に取り入れてみてください。