筋肉痛の時ってトレーニングしてもいいの?休むべき?

トレーニングを始めたばかりの方や、久しぶりにしっかり運動をした日。「翌日、筋肉痛で体がバキバキ…」なんて経験はありませんか?
そんなときに悩むのが、「筋肉痛があってもトレーニングをしていいの?」「休んだ方がいいの?」という疑問です。今回は、筋肉痛とトレーニングの関係について解説していきます。
筋肉痛の正体とは?
筋肉痛は、運動によって筋肉の繊維が微細に傷つき、それが回復する過程で炎症が起きている状態です。特に普段使わない筋肉を使ったり、負荷の強い運動をした後に起こりやすいです。これは「遅発性筋肉痛(DOMS)」と呼ばれ、24〜72時間後にピークを迎えることが多いです。
筋肉痛があるとき、トレーニングしてもいいの?
結論から言うと、「筋肉痛の程度による」が正解です。
▶ 軽い筋肉痛ならOK
・違和感程度で日常生活に支障がない
・動かしても強い痛みが出ない
このような場合は、軽めのトレーニングやストレッチ、ウォーキングなどの有酸素運動で体をほぐすのがおすすめです。血行が良くなることで、筋肉痛の回復も促進されます。
▶ 強い筋肉痛があるなら休むべき
・階段の上り下りもつらい
・筋肉に触れるだけで痛い
・動かすと鋭い痛みが走る
このような状態なら無理せず休息を優先しましょう。無理にトレーニングを続けると、回復が遅れるだけでなく、ケガのリスクも高まります。
回復を早めるポイント
筋肉痛を早く和らげるには、次のような方法も効果的です。
•軽いストレッチで血流促進
•温かいお風呂で筋肉をほぐす
•十分な睡眠と栄養をとる
•タンパク質やビタミンB群、マグネシウムの摂取も◎
筋肉は「休むことで成長する」
トレーニングで刺激を受けた筋肉は、休息と栄養によって回復し、より強くなる「超回復」のサイクルを繰り返して成長していきます。筋肉痛は、体が頑張った証。焦らず、体の声に耳を傾けながら進めていきましょう。
まとめ
筋肉痛のときは、痛みの強さによって「軽く動かす」か「しっかり休む」かを判断することが大切です。無理に頑張りすぎず、コンディションを整えながら継続することで、より効果的なトレーニングになりますよ。